弱虫ペダル NEW GENERATION 第1話「最後の峰ヶ山」のあらすじと感想です。

ネタバレを含みますのでまだ見ていない方はご注意下さい。

 

 

最後の峰ヶ山

新たなスタート

小野田家の居間。

自転車で富士山まで行ったことを母親に叱られる小野田坂道。横に座る鳴子と今泉がとりなすように口を出した。

「小野田くんはメッチャすごいことしたんですよ」

「年に一度のインターハイで総合優勝したんです」

雑誌に載った写真を見せられると、よくわからないままインハイを見学していた母親も息子の偉業がなんとなく理解できたようだ。

今泉と鳴子に頭を下げると、息子にに言った。

「坂道、これからも気をつけて自転車頑張りなさい」

力強く頷くと、3人のバイクは揃って走り去っていった。

 

おお、小野田が精悍な顔つきになっています。新しいOPを見るとほかのキャラクターたちも軒並み大人っぽくなってますね。アブ(泉田)に至っては、坊主が角刈りに変わっています。イメチェンしすぎでしょ…。

さらに目を引いたのがCMです。

まずスマホアプリのパズルゲーム。ゲーム化は人気アニメの定番なのでこれは違和感ありません。

驚いたのは眼鏡市場のCM。キャラの雰囲気に合わせたメガネが全部で10モデルも発売されるそうです。小野田以外みんなメガネかけてないんですけど…。

3人のニューバイク

ニューバイクに乗り換えた小野田・今泉・鳴子の3人。その性能を見せ合うように並走する。

今泉のバイクは新フレームで軽量化。さらに変速を多用するスタイルに合わせて電動コンポが装着されていた。

小野田は寒咲の用意してくれた新車に乗っていた。今までのクロモリからカーボンモジュール成形に代わり重量が半分になっている。

鳴子はカーボンディープホイールを装着していた。太く大きなタイヤが全面の風をいなし推進力に変えるスプリンター仕様に。

 

今泉は相変わらずのウサギTシャツで自転車屋へ。電動の変速機なんていうのがあるんですね。ただ電気系はトラブルが起きそうな気がします。

月並みな感想ですが、バイクのお金はどうしているんでしょう?今泉のバイクはフレーム交換と電動コンポ装着だけで相当かかっていそうです。小野田の方は完全に新車なので何十万の世界でしょう。寒咲自転車が応援の気持ちだけで負担するのはちょっと無理があります。

 

さらに、ここでもまた気になるCMが。

パルコアラ♪パルコアラ♪

パルコのCMでコアラを背中に乗せた小野田がバイクで全力疾走。弱虫ペダルのコラボ力すごいな…。

巻島のメッセージ

練習中の鳴子の携帯に田所から連絡が入る。巻島が来年の卒業を待たずに、9月からイギリスの大学に行くというのだ。

「はぁ?なんすかそれ。じゃあ3年生の追い出しレースはどうするんスか。ていうか、どうすんスか?自転車!」

 

日も傾きかけた頃、練習を終えた小野田は巻島と顔を合わした。新しい自転車に慣れない小野田にアドバイスする巻島。

「小野田。今から一本峰ヶ山行くんだが付き合うか?」

たった今峰ヶ山から降りてきたばかりの小野田だったが、巻島の気配に何かを察して付き合うことにした。

 

「早くなったじゃねえか」

山道を走りながら小野田に声をかける巻島。

「なあ坂道!自転車は楽しいか?」

「はい!」

巻島に遅れをとった小野田は、卒業までにもう一度勝負してほしいと頼んだ。

「俺はいつもお前と走ってるしょ。そう思えば勝負なんざいつでもできる」

巻島は小野田の頭にそっと手を置いた。

「来年もその次も、俺はお前の前を走ってる。だから抜け、強くなれ。…俺たちの総北を頼むぜ、坂道」

 

汗にまみれた巻島の顔にはっきりと涙が見えます。それだけ総北自転車競技部に情熱を注いできたことが伝わりますね。この辺の話は映画化された部分を詳しくやっている感じ。ただ劇場版はスピンオフの形をとっていたのでこの先の展開は少し違ったものになりそうです。

新キャプテンの実力

引退の挨拶をする金城キャプテンと田所。そして次期キャプテンに2年生の手嶋、副キャプテンに青八木が指名された。

「来いよ、インハイでどれくらい強くなったか確かめてやるよ」

挑発するような口調で1年生に勝負を挑む手嶋と青八木。2人コンビ走りでぐんぐん差を開いていく。

「鳴子!あの人たちは力業で俺たちを引き離すつもりだ!」

2年生の力を見くびっていた今泉と鳴子が慌てて追いかける。しかし油断で開いた差とパワーアップした2人の力に完全に敗北した。

「まだ足りない、俺たちはそう多くはもっと強くなる!第二世代総北だ!」

新キャプテンの叫びに身が引き締まる今泉と鳴子。

しかし小野田だけは巻島がいなくなったことによるスランプに陥っていた…。

 

ついにテッシーがキャプテンに。顔も信じられないくらいイケメンになっています。青八木も今泉たち相手に70パーセントの力で走るなど、戸愚呂ばりの大物感を漂わせています。二人ともどれだけ鍛え上げたんでしょう。

そして小野田の憔悴ぶり。いつもはタイトルに似合わない強さを見せる小野田ですが、巻島ロスが相当大きいようです。

まとめ

久々の弱虫ペダルでしたが非常に面白かったです。

成長を表現するためか、可愛らしかった顔つきがシャープな雰囲気の作画に変更されていました。

3人のニューマシンにパワーアップした2年生の実力。3年生の卒業に巻島のイギリス行き。総北の部内だけでも先の展開が気になる要素がいっぱいです。

しかもこのアニメは、Cパートや提供ベースなども工夫されていて目が離せません。CMにまでがっつりキャラクターが出演しているのでファンには嬉しいですね。パルコアラが耳から離れません…。

小野田は立直れるのか?

OPEDでチラリと姿を見せる成長したライバルたちとの対戦は?

次回以降も楽しみです。