このすば映画「紅伝説」は、めぐみんのふるさと紅魔の里で物語が進みます。
当然、里の住民である紅魔族もたくさん登場します。
これがまたクセの強い人ばかり…。
めぐみんやゆんゆんだけが特別変人なわけじゃなかったのね。
そんな紅魔族の人々や特徴について紹介します。
紅魔族の特徴
中二感あふれる名乗り上げがマスト
紅魔族にはお決まりの名乗り方があり、ほぼ全員がテンプレに沿った自己紹介を繰り出してきます。
めぐみんもゆんゆんもしていたアレですね。
職業欄は自身の趣味や特性にしてもOK。
この名乗りを覚えればアナタも紅魔族気分になれますよ。
なりたいかどうかはさておき。
言動・行動も格好良さ重視
紅魔族は、自己紹介だけでなく行動や発言にも中二感があふれています。
里で暴れる魔王幹部の前に現れたときは、「そこまでだ!」と戦隊ものヒーローのように爆炎の中登場しました。
ちょっと格好いいのが悔しい…。
ただそのセンスが行き過ぎて、あらぬ誤解を招くこともあります。
たとえば族長が娘のゆんゆんに宛てた手紙には、紅魔の里が魔王軍に蹂躙されていると記されていましたが…。
族長「はっはっは。あれはただの近況報告だよ」
カズマ「ちょっと何を言っているかわからないです」
ゆんゆん「手紙が届く頃にはこの世にいないだろうって…」
族長「紅魔族のいつもの挨拶じゃないか」
ゆんゆん「魔王軍の基地を破壊することもできないって…」
族長「ああ、破壊するか観光名所として残すか意見が割れているんだよ」
だそうです。
現実世界に当てはめると、「いやあ、もう三日も寝てねーわ」とか「テスト勉強ぜんぜんしてねー」とか「昨日ヤンキー30人に囲まれちゃってさ」などとフカすみたいなものでしょうか。
つまり真面目に聞いてはいけません。
名前が変
紅魔族の名前はたいへん個性的です。
ストレートに言うとみんな奇抜な名前がついちゃってます。
まあ女子の名前はパンダみたいでギリギリかわいらしいと言えなくもありません。
しかし男はひろぽん・しこぺい・ぶっころりー・ちゃかみやなど、なぜ名付けたのか問いただしたいものばかり。
普段の言動からすると、アーサーとかクラウドとか名付けそうなのに…。
どうやら紅魔族の中二センスも名付けには発揮されないようです。
理由はわかりませんが、紅魔族の名前はすべてひらがなです。
このひらがな表記が種族のおっちょこちょい風味を増幅させていますね。
わかっている人が好き
変わり者として避けられがちな紅魔族ですが、同じような中二センスを持つ相手にはとても友好的です。
たとえば里の青年ぶっころりーの名乗りに対して…。
カズマ「これはこれはどうも(棒)。我が名はサトウカズマと申します。アクセルの街で数多のスキルを習得し魔王軍の幹部と渡りあった者です」
ぶっころりー「おお、まさか外の人がそんな返しをしてくれるだなんて。めぐみん、いい仲間でなによりだね」
とカズマのノリの良さに感激します。
また、最終決戦にむけて一か八かの作戦を鼓舞するカズマに…。
族長「一か八かか……君たち外の人なのにわかってるじゃないか」
あるえ「悪くない。むしろこんな展開、嫌いじゃない」
さらには、敵を倒すため住民の魔力を集めるウィズに対して…。
里の娘「これってまさか…」
里の男「闇の者か……だが。そういう展開、むしろ嫌いじゃないZE」
里の娘「ええ、むしろあなたわかってるわね。外の人なのに」
とワクワクが隠せません。
どうやらバトル物にありがちな言葉や展開は特に大好物なようです。
全員クソ強い
魔王軍幹部シルビアに「頭のおかしいヤツらの里」と言わしめるほどの紅魔の里の住民たち。
たしかに発言や言動はアレですが、高い魔力を持つ紅魔族は誰もがメチャ強いです。
その実力は里に魔王軍が攻めてきたときに見ることができます。
アナウンス『魔王軍警報、魔王軍警報。手の空いている者は里の入り口に集合。敵の数は1000匹程度と見られます』
1000匹という数字に驚くカズマたちを尻目に、襲来した魔王軍をド派手魔法でザクザク倒していく手の空いていた紅魔族3人。
カズマ「すっげぇ。なんかここまで凄いとちょっと引くわ…」
族長「どうです。観光の目玉にしようと思ってるんですYO!」
どうやら魔王軍とは犬猿の仲らしく、攻撃に容赦がありません。
魔王軍とのバトルを笑顔でアトラクション扱い。
モンスターを追いかけながら「捕まえて魔法の実験台だぁ!」と叫ぶ紅魔族もいました。
なんだかアクシズ教にいた簀巻き野郎とかぶります。
眼が赤い
紅魔族はみな赤い瞳を持っています。
これにもちゃんと理由がありました。
カズマが「頭おかしい」の一言で切り捨てた、紅魔の里にある猫耳神社。
萌キャラを祀っているその狂った神社の石碑に赤眼の秘密が刻まれていました。
対魔王用の新兵器できた。
といっても要は改造人間なんですがねwww。
(中略)
赤い目にしてほしいだの一人一人の体に機体番号をつけてくれだの、この国はこんな連中ばっかなのか。
適当に紅魔族って種族名をwwつけてやったらwwなんか喜んじゃってwwwwww。
石碑に書かれた文章の主は、かつて機動要塞デストロイヤーを作っちゃった科学者のおっさんでした。
つまり紅魔族は、カズマと同じように転生してきた異世界人のおっさんが適当に作った悲しき種族だったのです。
別に悲しくはないか…。
おっさんは他にも、対紅魔族用の兵器「魔術師殺し」、さらに魔術師殺しに対抗しうる兵器「レールガン(仮)」などトラブルの種にしかなりそうにないブツをノリで制作していました。
過ぎた科学力と中二の心をあわせ持つとロクなことしませんね。
映画「紅伝説」に登場した紅魔族一覧
映画に登場した紅魔の里の住人たちを紹介します。
あるえ
めぐみんの同級生で作家を目指している女の子。
族長からゆんゆんへの手紙に、自身の創作文「紅魔族英雄伝 第一章」を差し込んで皆を混乱させた。
めぐみんとお揃いの十字架のアイパッチを付けていて、何かとすぐジョジョ立ちのようなポーズをとる。
ふにふら
めぐみんの同級生であるツインテールの女の子。
ゆんゆんを軽くイジり、ちょっとしたプレッシャーを与えてくる。
とはいえ予想していたほどイジメっ子でもなかった。
このすばは嫌なキャラクターが出ないので安心して見れる。
どどんこ
いつもふにふらと行動している同級生の女の子。
同じ制服を着ているのでぱっと見だと二人の区別がつかん…。
ポニーテールがどどんこ・ツインテがふにふらね。
族長(ゆんゆんの父)
ゆんゆんの父親であり紅魔族の長。
族長らしく里の観光地化への政策に力を入れているようだ。
かなりの実力者だと思うが、里の住民がみんな強いので映画ではあまり目立たない。
ひょいさぶろー
めぐみんの父親。
学帽にマントと昔ながらのバンカラのような服装をしている。
はじめはカズマを拒絶する頑固親父な一面を見せていたが、手土産のまんじゅうを差し出した途端に態度が一変した。
よく見ると着ている物もつぎはぎだらけで生活は苦しそう。
ゆいゆい
めぐみんの母親。
非常に美人だがお金への執着心は強い。
手土産のまんじゅうを晩御飯にしようとしたり、カズマとめぐみんを同室に閉じ込めて既成事実を作らせようとしたりした。
こめっこ
めぐみんの妹。
いつもは薄めたシャバシャバのおかゆを食べているらしい。
そういえばTVシリーズでも姉妹で虫食ってるシーンがあったっけ。
なぜ幹部より強いかというと、カズマのSOGEKIをキャンセルしてレールガン(仮)の引き金を引いたから。
ぶっころりー
自警団を率いる青年で、ゴブリンの群れを倒してカズマたちのピンチを救った。
カズマとは波長が合うようですぐ仲良くなった。
ぷっちん
めぐみんたちの学校の先生。
一見、生徒指導のようなクールな風貌だが、「オレの生徒たちぃぃぃっ!!」とめぐみん・ゆんゆんの活躍を涙ながらに喜んでいた。
多分いい先生なんだろうなと思う。
ちぇけら
めぐみんがマントを買いにいった服屋の店主。
随一と言っているが紅魔の里に服屋は一軒しかないらしい。
店に代々伝わる物干し竿に秘密が…。
しこぺい
紅魔族の青年。
釣り竿と魚籠を持って登場した。
魚籠には魚が入っていた。
ちゃかみや
コック服を着たおじさん。
炎の中からフランスパンを持って登場した。
そけっと
ぶっころりーと一緒にカズマたちを救った占い師のお姉さん。
彼女の存在で、族長の不吉な手紙が真実味を帯びてしまった(実際はなにも占っていない)。
まとめ
めぐみんの故郷、紅魔の里の人々をまとめました。
魔王軍との戦いを観光客相手のアトラクションがわりにしちゃうくらいなので、頭おかしい呼ばわりされても仕方ないですね。
映画でのレギュラーメンバーの活躍については別記事からどうぞ。
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