ガヴリールドロップアウト第1話「もう戻れないと知ったあの日」のあらすじと感想です。
ネタバレを含みますのでまだ見ていない方はご注意下さい。
もう戻れないと知ったあの日
天使学校主席ガヴリール
天使学校を首席で卒業したガヴリールは、下界に降りて人間の学校に通うことになる。清く正しい生活をしながら天使としての修行を続ける毎日 。
しかし、ふとしたことからネットゲームの課金アイテムに手を出し、その生活は一変した。
ドロップアウトってこういう意味だったんですね。タイトル回収が早い!
清らかな天使があっという間にオタサーの姫に成り下がっています。MP消費なしで回復無限アイテムなら、思わず購入してしまうのもわかるけども…。
真面目(?)悪魔のヴィーネ
閉め切った汚部屋でパソコンにへばりつくガヴリール。訪ねてきたヴィーネに諭されても口から出るのはネットゲームのことばかりだった。
「人類なんか勝手に滅んで下さいって感じ?」
天界にいた頃の姿は偽りの自分、今の駄天使こそが自分の本当の姿だとガブリエルは言った。
「でも、だらけすぎて天界に強制送還されるなんてことにならないようにね」
ヴィーネから脅しをかけられて、しぶしぶ学校に向かおうとするガヴリール。部屋から一歩外に出た途端に面倒になり、学校に瞬間移動しようとするが失敗。履いていたパンツだけを転送してしまった。
頭に血が上ったガヴリールが世界の終わりを告げるラッパを吹こうとするのを見て、ヴィーネが慌てて止める。
「全人類を消すつもりか!」
人間、いや天使も落ちると早いですなあ。
ヴィーネってツノから見て悪魔ですよね。LANケーブルをぶった切ったのはどうかと思いますが、行動はヴィーネの方がどう見ても天使です。なんで天使のガヴリールと悪魔が仲良くなっているんでしょうか。
地獄の支配者(?)サターニャ
「ペットボトルのキャップを(分別せずに)つけたまま捨てるなんて…悪」
校内で悪魔らしく悪事の限りを尽くしている(つもり)のサターニャ。
天使のはずのガブリエルが、ナチュラルに悪行を重ねているのを見て対抗意識を燃やしていた。
ガブリエルが授業前に宿題をこなしている。それを見ていたサターニャはあえて燭台に手を付けずに、強面の教師に高らかに宣言した 。
「私、宿題やってないわ。わざとやらなかったの。最高に悪魔的な行為でしょう」
結果、廊下に立たされて泣くことになった。
悪魔も恐れるG
ガブリエルが部屋で怠惰に寝ていると、買い物の約束をすっぽかされたヴィーネが訪ねてきた。
怒りに震えるヴィーネを前に、部屋の掃除をしていたとごまかすガヴリール。掃除と聞いて怒りを忘れてテンションを上げるヴィーネ。渋るガヴリールと2人で部屋の片付けを始めた。しかし掃除の最中に出現したゴキブリに驚いたヴィーネは、魔法で部屋ごと吹き飛ばしてしまった。
2時間も待たされたのにちょろいですねヴィーネ。
ガブリエルはやたらとヘッドセットを欲しがっていますが、生放送でもするつもりでしょうか。ダメ生活に染まりすぎて、天使の輪っかがダークマターみたいな色になっています。
女王気質天使ラフィエル
「楽しみにしていた人間界の生活ですが意外と退屈。何か面白いことはないでしょうか…」
退屈していたラフィエルは、犬と本気で喧嘩をするサターニャを目撃する。即座にイジりがいのある相手だと察知し体が震わすラフィエル。さっそく声をかけてサターニャに犬語を喋らせたり喧嘩をあおったりとたっぷり楽しんだ。
さらに学校でも顔を合わせる2人。ラフィエルはサターニャの好物のメロンパンを差し出すとこういった。
「跪いて犬のように足を舐めたらお渡しします。だって得意ではないですか、犬の真似」
お次はドS天使の登場です。
この娘も天界では優秀そうだったのにどうしてこうなったんでしょう。なんか、天使サイドにろくな奴がいませんね。やっていることはオンナ魔王ですよ。
サターニャと犬の最後の攻防はケンシロウとシンでしょうか。小ネタが多くて楽しいなあ。
まとめ
かわいらしい絵柄とそれぞれがキャラ立ちしているので、登場人物たちがみんな魅力的ですね。
ガヴリール:自堕落
ヴィーネ:真面目っ娘
サターニャ:アホの子
ラフィエル:どS
定番ではありますが、初回を見ただけでキャラの特徴がすっと頭に入ってきます。
スピーディーな展開でしたが、堕落してからは話があまり進んでいません。ストーリー性は今のところ少ないですね。
ギャグが多めで気楽に見られる内容なのはいい感じです。小ネタやあるあるネタが盛りだくさん。個人的にはちょくちょく出てくるキャラたちの顔芸に声を出して笑ってしまいました。
ただこのアニメ、話がどう展開していくのか全く予想ができません。1話はまだ登場人物の紹介だけですが、このままダラダラ日常モノが続くのか、何か大きな動きがあるのか。
どちらにしても期待できるアニメなのは間違い無さそうです。