3月のライオン第1話のあらすじと感想です。
ネタバレを含みますのでまだ見ていない方はご注意下さい。
桐山零/河沿いの街
棋士 桐山零
零は悪夢から目覚めた。
カップラーメンの食べかすと将棋の本が散らかる一人暮らしの部屋で窓を開ける。暗い顔でもそもそと着替えて外に出る。
電車に乗って向かった先は将棋会館。
静かな対局室に1人座る零。対戦相手である初老の男性が対面に座った。
対局が開始される。部屋の中では他にもいくつもの対局が行われている。静かな部屋に駒音だけがこだまする。
零の頭の中には対戦相手の男との思い出が流れていった。恨めしそうな目で零を見つめる幼い女の子の目…。
「負けました」
男が頭を下げ勝負がついた。
「ちゃんと食べているのか。急に出て行って歩むと香子も心配しているぞ」
そう言って男は静かな対局室を出て行く。1人になった零はつぶやいた。
「嘘だ…」
説明が少ないまま物語がスタートしています。
今のところわかるのは、主人公零がひとり暮らしの学生棋士であること。対戦した相手が師匠か恩人らしき存在だということですね。何やらトラウマも抱えていそうです。
川本家
川辺でたたずむ零。川本ひなたからカレーを食べに来てねとメールが届く。断りのメールを書いている最中に、姉のあかりから福神漬けと卵を買ってきてくれとメールが入る。断るタイミングを逸してしまった。
コンビニで買い物を済ませて川本家に向かう零。
零ちゃんキタ。川本家の末っ子モモが迎えてくれた。あかりとひなたが現れ、猫たちも顔を出す。零が買ってきたアイスとプリンにテンションを上げる子どもたち。猫もモナカに手を出す。少し喋ったような…。
「試合どうだった?」日向がゼロに尋ねる。
勝ったよ。
あかりの周りをグルグル回る猫たち。『お姉さんご飯をください。昨日から水しか飲んでません』どう見ても普通にしゃべっている。
「お母さんもおばあちゃんもカレー大好きだったから」
カレーのかかったご飯をお供えする日向。仏壇の前に豚コマカレーが並ぶというシュールな光景が完成した。
食事の間にテレビのニュース映像が流れる。残酷な事件のアナウンスを聞いていると、零の心の中に黒いものが広がった。今日の自分の対局とかぶる。一手を指すごとに義父である幸田を重く殴っている気分にさいなまれた。
気分の悪そうな零に気を遣う川本姉妹。零は疲れてそのまま寝てしまう。
川本家の祖父相米二が帰宅する。対局のことを明かりに尋ねる相米二。疲れきった零を見て、無理もないと独りごちる。零の事情を知っているようだ。
明かりがタオルケットを持ってくると、零の目から涙がこぼれていた。
C級1組五段17歳。職業、プロ棋士…。
唐突に夢の中で自己紹介が始まりました。修行中ではなく、すでにプロ棋士なんですね。
終始暗い零に対して川本家の人達はずいぶん明るいです。おじいさんと長女のひなただけでなく、あかりも零の過去のことを知っていそうです。
あと、猫が普通に喋っています。一応心の声みたいにエコーがかかっていましたが。
プロ棋士の世界
目が覚めたときふくろうそっくりな猫は目の前にいて驚く零。寝坊したあかりのペースに巻き込まれ慌ただしく朝食をとった。家の鍵と昼食用の大きなおにぎりを渡される。
行ってみるかな、学校…。
屋上でおにぎりを食べる零。そこに担任の林田がやってきた。プロ棋士の給料についていろいろ聞かれる。
桐山、お前ひょっとして俺より月給高くない?
そう言って零のおにぎりにかぶりつく林田。
「センセは大人だから忙しいんだ。悔しかったら早く友達つくれ、学校で」
林田は怒ったふりをして屋上立ち去る。
中学生でプロになって、天才とまで言われた少年もここでは普通の悩める17歳か…。
謎のむっちり
零は、川本家が経営する和菓子屋「三日月堂」に顔を出す。
頼まれて仕事の手伝いを始める零。古希のお祝い用和菓子に日向が作った熨斗を巻いていく。傍らでは頑固そうな和菓子職人の相米二が孫の末っ子モモにデレデレしている。
仕事を終えると夕食に誘われるが、零は断って帰路につく。
「まだきてないな…」
零は郵便受けを覗いてそうつぶやいた。
その時物陰からむっちりした男が現れる。手には将棋連盟からの対局通知が握られていた。
まとめ
1話だけなのでまだ舞台説明の段階ですね。
・零は有力なプロ棋士である
・両親がいない一人暮らし
・対戦した幸田は義父である
・その娘に恨まれているかもしれない
・友達がいない
・川本家の面々にお世話になっている
・担任の先生はいい人っぽい
・猫は普通にしゃべる
こんなところかな。
そして最後に登場したむっちり男。随分とコミカルな BGM で登場しました。プロの世界のライバルと見ましたがどうでしょうか。
基本的にキャラクターは皆ギャグっぽいですね。主人公だけやたらと暗いです。
でも、今後がどうなるか楽しみなアニメです。