私がモテてどうすんだ第8話「俺はアドバンテージ・マイナス」のあらすじと感想です。

ネタバレを含みますのでまだ見ていない方はご注意下さい。

 

 

七島、焦り始める

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聖地巡礼から帰ってきた後、七島は芹沼が他の男子たちと前とは明らかに関係が変わったのを悟る。

七島は、五十嵐と芹沼が二人で会っているのを目撃したのを思い出す。その目撃シーンとは、五十嵐が芹沼と握手をしているところ。

この握手は芹沼が慣れるために五十嵐が行っていた。芹沼は「これは握手だよね」と言いつつもだいぶ照れているといった感じである。それを思い出しは怒りがこみ上げてしまう七島。

そのあと、芹沼は聖地巡礼の時の六見先輩との出来事を思い出し、意識してしまう。芹沼の様子を見て、七島はひとり出遅れていると感じて焦り始めたのだった。

 

8話の最初はこのように始まったのですが、相変わらず芹沼の照れているところはかわいいですね。特に、五十嵐と芹沼が握手をして慣れさせているときの顔は、見ているこっちが照れちゃいそうな感じです。

五十嵐は握手を慣れさせようとしているようですが、どう考えても他の人よりとにかく距離を縮めたい心情が見えますよね。あと、単純に芹沼に触りたいという気持ちもあると思いますが。

 

七島の妹、現れる

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場面は、日曜日の七島の家。七島は妹と一緒に「プリプリムーン」を鑑賞中。妹が一緒に「プリプリムーン」の踊りを一緒にやろうというので、一緒に歌って踊る。踊り終わった後、こんなことをしているから芹沼と仲良くできる可能性が減ってしまうんだと自己嫌悪する。

 

七島の妹が初登場。最初に見たときとても顔が似ているので、笑ってしまいました。

かわいいというよりどちらかというと、やんちゃな弟っぽい顔に見えてしまいます。

また、この踊りシーンはなかなか気合が入った作りになっているなと感じました。このシーンを見ると優しいお兄ちゃんなんだろうなというのがにじみ出ていましたね。

 

芹沼、バイトを始め周りの男子もそれに続く

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芹沼は、いろいろあってお金がなくなってしまったので、「ウサミーランド」でショーのアルバイトを始めたことをみんなに話す。

周りの男子と仁科も同じところでバイトへ。皆が全員、面接が通り採用された。

七島は、芹沼と同じ部署、プリプリムーンの劇をやるお仕事ができることになったので、芹沼と仲良くなる機会だと気合が入る。学校でも、一緒に仕事の練習を行うが、それを五十嵐に冷たい目で見られる。

 

それにしても、芹沼のお金がない時の状況を話す演技がすごい。さすが、小林ゆうさん、素晴らしいです。

前々から、オタクだという表現はしっかりされていたけど、よりオタクだと実感できるエピソードだったなと感じました。

アルバイトの面接は、五十嵐のごまかさない意気込みが良いなと思いました。あれはちょっと見習うところがあると思ったくらいです。あとうまい具合に、みんながみんな適材適所に配置されるもんだなと。

 

風邪で倒れた七島が芹沼に…

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ある日、お仕事中に七島は風邪で倒れてしまう。頭を濡れたまま寝落ちしたのが原因だったらしい。

スタッフに家まで送ってもらい、一緒に芹沼がついてくる。さらに芹沼は七島の家で食事を作り始める。

七島の妹と一緒に会話しながらご飯を作る芹沢。出来上がったご飯を部屋へ届けに行くと、七島は風邪のせいもあり、寝ぼけて芹沼に抱きついてしまう。そこへ五十嵐がやってきて、七島を殴って芹沼を解放させる。

その結果、芹沼はアルバイトに顔を出さなくなってしまった。

 

家を出るときくしゃみをしてたから、悪化しそうだなと思ったら予想通りでした。

妹が芹沼と会話する場面は、妹のお兄ちゃんが大好きという事がよくわかる場面でしたね。お兄ちゃんと結婚するんだから、と言ってる場面はベタですが、やっぱり兄好きの妹なら定番の言葉。小さいながら、他の女の子がお兄ちゃんに近づくのを気にする場面は好きなので、この演出があって良かったです。

寝ぼけて芹沼に抱きついてしまうシーンは、ちょっと無理がありますが面白いから問題なしです。そのあとの七島が五十嵐に抱きつくシーンはさらに笑ってしまいました。

 

芹沼と仲直りしたい、そのために七島は行動に出る

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あの一件の後、七島は芹沼に電話無視や既読無視をされる。

妹から背中を押される形で、芹沼になんとか謝りたいという思いから直接芹沼の家を訪ねる七島。頭を下げてなんとかショーに出てきてほしい気持ちを伝えた。

アルバイトのショー本番当日、ギリギリで芹沼が出勤。しかし、まだ七島のことは怖がっていた。

「プリプリムーン」の劇が始まるが、客席にはマナーの悪い客が…。

七島と芹沼が劇をうまく利用して、その客たちに制裁を与える。このおかげで、芹沼と七島は気まずさが消え一歩仲良くなる。芹沼は、七島は怖いけど頼りにもなると認識してくれるのであった。

 

事故だったとはいえ、無視されるのはきついですよね。それも気になっている女の子にそれをされたら余計にです。

しかし、妹のおかげで行動できたのは不幸中の幸い。妹はナイスな仕事でしたね。

劇で腹の立つお客さんがいましたが、それを利用して芹沼と仲良くさせる展開は良かったなと思います。実際にも、ああいうお客さんっているんでしょうか。

最後に、「怖いけど、頼りにもなるんだ」と認識してくれたところが良かったです。特に、まだ怖いと含みを残しているところ。

まあ、あれだけで怖さがなくなるのは不自然ですからね。

 

まとめ

8話は、七島の妹がキーパーソンとなったお話でした。

この一話で、七島の妹のことがだいたいわかるように作られていてかつ、妹のおかげで七島と芹沼の仲も戻せたわけですからね。

これからも妹が出てきて活躍してほしいと思っています。

あと、妹が「五十嵐、どうしたの?」とナチュラルに五十嵐を呼び捨てにしていたのには笑いました。あんな年上なのに、なんかちょっと五十嵐が気の毒になっちゃいました。