私がモテてどうすんだ 第9話「海だ水着だ本気出す!」のあらすじと感想です。
ネタバレを含みますのでまだ見ていない方はご注意下さい。
海水浴だ、水着回だ
海水浴のため、志麻の家の別荘へやって来た芹沼たち6人。
七島が芹沼との距離を縮めようと張り切る中、四ノ宮だけは自分の細い体を見直してため息をついていた。
「だいたいボクはアウトドア派じゃないし…」
今回は水着回、そして四ノ宮のウィークポイントの回みたいですね。
確かに他の子に比べると、華奢でアウトドアには向いていなそうです。芹沼はそこに心をつかまれている気がしますが、男の心情としては可愛らしいキャラで好かれるのは本意ではないでしょうね。
海辺で遊ぶ芹沼たち
海辺に水着で登場した芹沼と志麻を見て意気上がる一堂。
ボディボードで遊ぶことになる。経験がなく上手くいかない四ノ宮に対して、五十嵐と七島は華麗なライディングを披露する。同じように志麻も見事なボードさばきを見せていた。
焦った四ノ宮は無茶なライディングを決行。だが、バランスを崩して芹沼の胸にモロに飛び込んでしまった。
水着の芹沼に六見先輩まで見とれています。六見が芹沼を、はっきり女性として見たのは初めてじゃないでしょうか。
四ノ宮はクララ扱いされています。完全にお姫様ポジションですね。
男としての魅力
海の家で土下座する四ノ宮を許す芹沼。気にしないでこの後ビーチバレーをしようと言う。
近くにいたガラの悪い客にいち早く気づいた志麻は、芹沼を海の家から連れ出した。五十嵐と七島もそれをさり気なく後押しする。ちょっかいをかけようとする不良たちを六見がピシャリと一喝した。
みんなの連携を見た四ノ宮は、恋のライバルたちとの力の差を思い知らされたのだった。
「一体ボクは何ができるんだ…」
七島が四ノ宮の行為を「ほぼチカンだぞ」と言っていますが、前回しでかしたことを忘れてしまったんでしょうか?
そして指一本でアンタレスを突いて不良を黙らせる六見。ここでも意外な面が顔を出しています。怒ると怖いのね。
空回りと逃走
夕食のバーベキューの準備。
四ノ宮は死んだ魚の眼でジャガイモを剥いていた。芹沼を守れるような男に…その思いがさらに空回りして食材をひっくり返してしまう。情けなさといたたまれなさでその場から走り去る四ノ宮。だが、向かった先はホテルとは真逆の森の中であった。
「うすうす思ってたけど、アイツ…どん臭い」
普段と違う環境でやることなすこと上手く行かず、自分の不甲斐なさにやりきれなくなる気持ちはよくわかります。ヘビがすぐ退散したので周りには何やっているか伝わらないし…。
でも、このアニメはシリアスな場面でもあまり暗くならないから、安心してみていられます。
触手に囚われた姫?
四ノ宮を追いかける5人。
五十嵐は芹沼が口にした「四ノ宮くん、かわいそう」の言葉が頭に残っていた。かわいそう…ね。
途中で皆とはぐれてしまった芹沼だったが無事に四ノ宮と合流することが出来た。二人で合流地点のホテルに向かう。
しかし、ホテルに入るなり怪奇現象が連発。震える芹沼を見て自分を叱咤する四ノ宮。
怯える二人を笑いながら顔を出したのは海の家にいた不良たちだった。
毎週お決まりの芹沼劇場のシーン。
四ノ宮はどうやったらあそこまで自分を縛り上げることができるんでしょう?
触手じゃなくてツタですからね。あと、廃ホテルで読経しないで、芹沼さん。
ガッツを見せる四ノ宮
「先輩はオレが守りますって、あいつらの後ろに突っ立っていただけくせによ。マジ笑える」
不良たちに絡まれる芹沼。四ノ宮は涙目になり動けない…と見せかけて金的を蹴り上げてガッツを見せる。スキを見て芹沼をホテルから連れ出した。
追いかけてきた不良の前に、合流した七島たち4人が立ちはだかっていた。
「次ちょっかいかけたらコロすっつたよな?」
四ノ宮はみんなに迷惑をかけたことを詫びる。
自分の力の無さを自覚した上で、それでも芹沼のことを諦めたくないという前向きな思いを新たに一歩を踏み出した。
そしてその足が側溝にハマり、再びドジっ子をアピールするのだった。
不良相手に根性を見せる四ノ宮。腕っ節の強さは人それぞれなので気持ちで負けなければ十分でしょう。この先成長していけばいいんです。
しかし、ドブにハマった四ノ宮をみて鼻血を出す女子二人の感覚って…。
まとめ
今週は四ノ宮のドジぶりとサービスシーン(?)がてんこ盛り。でも、成長物語になっていていいお話でした。要領がいいばかりが男の魅力じゃない、と。
何気に六見先輩もケンシロウのように牙を見せています。いつもぽやっとしているのでギャップが大きいですね。
今のところ6人の関係がいいバランスなのでこのままでいて欲しいけど、そうはいかないんでしょうね。