「ガーリッシュ ナンバー」アニメ第9話「焦燥千歳と疾走ルーキー」のあらすじと感想です。

ネタバレを含みますのでまだ見ていない方はご注意下さい。

 

 

 新人声優「桜ヶ丘七海」登場

1

桜ヶ丘七海がステージ上でスポットライトを浴びている。華々しいデビューを飾った彼女を袖で見つめる千歳・八重・京の三人。協力な新人の登場に焦る八重や京とは対称的に、千歳は相変わらず根拠のない上から目線で余裕を見せていた。

1.5

千歳は「クースレ」2期目最初のアフレコからギリギリの到着と相変わらず。一方で十和田は「九頭はもう死んだものと思っていただいて…」と割り切った様子を見せる。また、万葉も作品に対しての前向きな姿勢を表に出していた。

その現場に見学にやって来たのは、難波社長に連れられた七海だった。

 

山形でのお父さんとの対話で万葉に心境の変化が合ったようですね。ついでに十和田も。そういえば前回の飲みの席で「ダメな奴は切り捨てろ」みたいなことを言っていました。

九頭は自分無しでも仕事が順調に回っていることへショックを受けているようです。むしろ自覚がなかったことに驚きです。

 

 奮起するクーデレ現場と噛み合わない二人

2

討ち入りの飲み会にも参加した七海。自身のクーデレ愛を皆に語る。

その前向きな姿勢に打たれて、他のキャストやスタッフたちもより良い作品を作ろうと一丸となるのだった。千歳を除いては…。

 

いつの間にか九頭の呼び名が自然にゴミになっていて笑いました。ただ、十和田の口から出てくる昔の九頭の話が気になります。そうは見えませんがすごい実力を持ったスーパープロデューサーだった、とか?

新登場の七海は今のところパーフェクトなヒロインキャラ。強いて言えばあのアニメ「クーデレ」に心底惚れこんでいるというセンスが心配です。

 

 

3

キャバクラで愚痴をこぼす九頭。その店でばったり以前の職場の同僚である石神井と出くわす。嫌味を言われた九頭は石神井との対決姿勢を露わにした。

「今度こそお前に勝つ。そしてオレのマイマイちゃんを取り戻す!」

「あたし…九頭さんのじゃないんですけど」

因縁を匂わす二人です。以前の職場での出来事が今後のストーリーに大きく関わってきそうですが、それよりも石神井(CV・速水奨)の良すぎる声で話が頭に入ってきません。

 千歳の運の尽き。言ってはならない一言を…

大きなアニメのオーディションを控えた千歳は、不安な悟浄をよそに根拠のない自身をみなぎらせていた。しかし難波社長の一言で状況は一変。事務所で一人しか受けられないオーディションの枠を七海にあたえると言う。しかも、悟浄の担当は七海に移り千歳には別のマネージャーが付くことになってしまう。

4

焦りを感じた千歳は悟浄に当たり散らし、禁句を口にしてしまう。

「あたしもこのままだと悟浄くんみたいに、主役1本だけやってすぐ辞める声優になっちゃうかも」

沈黙の中、電話を機に部屋に消える悟浄。デスクの上には渡しそびれた千歳へのバースデープレゼントが置かれていた。

これまでも悟浄が声優だったことはちらほら会話に出てきましたが、やはり妹のダイレクトな一言は胸に突き刺さったようです。

まとめ

現場をかき回してきた二人にようやく不穏な空気が漂ってきました。

普通は心配になりますが、むしろ遅すぎたくらいと感じるのは私だけではないはずです。

今までのクズアピールのフリが効きすぎて、この先どうやって千歳に変化をつけるのか予想が付きませんね。

ピンチが続きそうですが、主人公らしく出番は増えそうです。