うどんの国の金色毛鞠 第9話「いりこだし」のあらすじと感想です。
ネタバレを含みますのでまだ見ていない方はご注意下さい。
宏司カムバック
宗太とポコのもとに戻ってきてしまった宏司。
凛子との恋にあっさり破れた宏司は、失恋を癒す香川のうどんが食べたいと言う。さらに、ダーハマが紹介してくれた社長・冴木学は「ガオガオちゃん」の生みの親だという事実も語られた。
高名なクリエイターの下で働けることに、宗太の胸は踊った。
そんな宗太の心はつゆ知らず、うどんを食べたいと駄々をこねる宏司。ポコと宏司に流されるままに俵製麺所でうどんを作ることになった。
確か宏司はチャリで香川まで来たんですよね。仕事大丈夫なんでしょうか?
失恋を癒すうどんってなんだ。いろいろ言って、宗太の元から離れたくないだけに見えますね。
釜に入るポコが可愛らしいです。たぬきうどんにされちゃいそう。
いりこだしのうどん作り
親父からうどんの作り方を教わっていないぞ。
そう言いながらも手際良くうどんを作っていく宗太。ポコもそれを手伝うが様子がおかしい。尻尾や耳をいつものように隠せなくなっていた。ポコは途方に暮れて畑の片隅に隠れる。探しにきた宗太もポコの姿を見て困り果てた。
完全にたぬきに戻ったポコの格好を目にした宏司は、思いのほか鋭く草大を問い詰める。
「だって僕見たんです。チビに耳と尻尾が生えてたんです」
「お前、ポコとは友達なんだろ?耳と尻尾が生えてたらそれも全部なかったことになんの。ちょっと変わってるからって何がいけないんだよ」
宗太の言葉に自身の疎外感を救ってもらったことを思い出した宏司。ポコへの詮索をやめてずっと友達であることを再確認する。
そして出来上がった太いうどんを、笑いながら仲良く三人で食べた。
第9話でようやくうどん製作。このままうどん無しで物語が終わるかと思いました。
しかしポコの変身能力が落ちてきてうどんどころじゃありませんでした。原因はまだ不明ですが、体調というよりはもっと深い理由がありそうです。
太いうどんは麺類あるあるですね。結局、麺作りは細切りするのが一番難しいんです。
ポコとのこれから
宗太は凛子との電話で親父のことを思い出す。うどんを打つところをよく見ておけばよかった。もっといろいろなことを話せばよかった。
しかし、ポコの今後のことに話題が及ぶと現実に引き戻される。
耳と尻尾を隠す約束を守れなかったことを反省するポコ。宗太は優しく、無理せず夜は狸の姿に戻っていいと言った。
「オレはもっとちゃんとポコのことを知らなきゃいけない。ずっと一緒にいられるように」
お茶を淹れてくれた妹の紗枝に声をかける藤山俊亮。宗太とポコのことを尋ねる。
「あの子、まだおるんやろか?」
その手元には「讃岐の狸伝説」という本が開かれていた。
ガオガオちゃんとズットモ
M87星雲から友達のギャオギャオくんが遊びに来た。
ミミとモモに失礼な態度を取るギャオギャオくんにガオガオちゃんは言う。
「私にとってギャオギャオが大切な友達であるのと同じように、二人も大切な友達なんだガオ」
ガオガオちゃんの態度に気圧されるギャオギャオくん。改めて友達であることを言い残して飛び立っていった。(そしてカラスに襲われる)
まとめ
ポコの身体に異変が起こってやや不穏な空気が漂ってきました。
俊亮はポコのことを薄々感づいていそうですが、どうしてわかったんでしょう。何か特別な眼力でも盛っているんですかね?
しかし、凛子や宏司には素直にポコの正体を話して協力してもらったほうがいい気がしますね。となりのばあちゃんに知られるのはマズイですが。
来週も楽しみです。