終末のイゼッタ第10話「魔女の鉄槌」のあらすじと感想です。
ネタバレを含みますのでまだ見ていない方はご注意下さい。
魔女の鉄槌
ゲルマニア軍の侵攻
ランツブルックに押し寄せるゲルマニア軍は、フィーネの身柄を抑えようと躍起になっていた。
フィーネ一行は秘密の地下通路を使ってからくも脱出する。
ゲネンベルク要塞をも急襲するゾフィー。呪いの言葉とともに要塞は火の海に包まれた。
鎖にとらわれて気を失っているイゼッタをゲール兵が連行しようとする。その時、一台の戦闘機が捨て身の特攻でゲール軍に突っ込む。このチャンスを逃さず、ハンス率いる一小隊がイゼッタの奪還に成功した。
ブリタニア王国のレッドフォードとアトランタ合衆国スタンリーの電話会談。二人ともがランツブルック陥落の知らせをと魔女がもう一人いた事実を知らされて驚愕していた。
イゼッタの救出にはさぞかし苦労するかと思ったら、この場で奪還してしまいました。まあ、国へ連れ帰られたら救い出すのはほぼ不可能ですからね。
魔女とゲールの潰し合いを臨んでいたフシのある二国のオッサンたちは焦っています。素直にエイルシュタットに協力しておけばねえ。
出る杭は打たれる
ベルクマンの報告を受けてオットーはご機嫌な様子を隠さない。ゾフィーの生意気な口の利き方も気にならないようだ。ベルクマンを中佐へと昇進させ、以降は魔女に関する全権を自らが握ると言う。
左遷されたことを知りかすかな反応を見せるベルクマン。だが表情には出さずに素直に従った。
白き魔女の史実
ランツブルック陥落から1ヶ月後、アルプスの山奥にある隠し砦でイゼッタは目を覚ました。涙するフィーネからエイルシュタットの状況を聞いたイゼッタは負けたことを詫びる。
ジークがゾフィーについて語り出す。伝説の白き魔女や魔力を吸い上げる魔石の話。先祖の書き記した手記から知った事実だと言う。
フィーネの祖先が白き魔女を排除するために企てた謀に、ジークの祖先も加わっていたのだ。
魔力大部隊
ゾフィー率いる部隊はブリタニア王国にも攻撃を開始していた。魔力で桁違いの機動力を手にした戦闘機。元の半分しかない魔石の力でも敵を圧倒するのに十分だった。ゲルマニア軍にもはや敵はなかった。
だが、ゾフィーの不安定なクローン体は治療が欠かせない。
エイルシュタットを滅ぼすまでもてばいい…。
ゾフィーは、新たなクローン体や新兵器の話、そして自分の命のことさえも興味なさげに聞いていた。
その勢いのまま、オットーは同盟各国に無茶苦茶な講和条件を突きつけることとボルガ連邦に侵攻することを会議で宣言する。
ジークライヒのシュプレヒコールが王宮をこだました。
ごつい元気玉みたいな赤い光から、魔力の欠片が飛び出して戦闘機に装着されています。ニトロみたいなものですかね?こんなことができるなら他国に勝ち目はないですね。
皇帝もつけあがってあちこちにフラグを立てまくっています。
もう半分の魔石
戦いの後遺症でイゼッタは立ち上がることができなかった。
それでも立ち上がろうとするイゼッタを見て、フィーネは亡命を決意する。
失意のフィーネを見て無理にでも戦おうとするイゼッタ。
「方法はある」
ジークの差し出した手には魔石の半分が握られていた。
引き出しに隠してあった謎の小袋には魔石が入っていたんですね。
ジークの目が虚ろなのはなぜなんでしょう。
まとめ
急ピッチで物語が進んでいます。
圧倒的な戦力で他国を侵略するゲールですが、その勢いは不安定なクローン体のゾフィー一人にかかっています。すべての国を敵に回して危なっかしい事この上ありません。
大量のクローン計画とか成功したのを見たこと無いし…。
切れ者のベルクマンも自分の身を守るために何かしでかしそうですね。
金平糖みたいな物騒な新兵器も気になるところです。