私がモテてどうすんだ第11話「いざ出陣!!城ガード!」のあらすじと感想です。

ネタバレを含みますのでまだ見ていない方はご注意下さい。

 

いざ出陣!!城ガード!

 俺の彼女

「芹沼さんは俺の彼女だから。ちょっかい出すのは許さない」

兄一馬の前でそう宣言する六見先輩。しかし部室に飛び込んできたいつもの面々と芹沼の態度であっさり嘘だとばれてしまった。

「遊馬、お前相変わらず嘘が下手だな」

そして、改めて芹沼に交際を申し込む一馬。芹沼にその気は無さそうだったが、周りは気が気でなかった。

「あいつ止めないと。俺らが守るっきゃないだろう」

 

宝探しの一件から、芹沼への恋心が芽生え始めている六見先輩がいきなりの彼女宣言です。嘘ですが。

一馬にはやはり年の功というか、態度に余裕がありますね。六見先輩はもちろん五十嵐やななみと比べても1枚上手という気がします。

 

 芹沼ガーディアンズ

早朝、登校したばかりの芹沼に一馬はちょっかいをかけていた。四ノ宮が芹沼をその場から離れさせる。

「ぼくは芹沼先輩を守る為だったら、何でもやりますよ」

一馬の前で大見得を切った四ノ宮だったが、自分の女装姿の写真を見せられてあっさり撃沈する。

 

一馬のちょっかいは授業中も続く。芹沼にだけ無茶な問題を出して困らせていた。それをかばい立てる五十嵐。しかし、うまく利用されて七島とのホモ疑惑をかけられてしまい2人とも撃沈した。

 

五十嵐七島2人のふがいなさに呆れた志麻は、自分で一馬に話をつけに行く。だが、自分の描いた同人誌を目の前で音読されて、事細かに疑問をぶつけられたて心をえぐられこれまた撃沈。

 

案の定、一馬にあしらわれる一同。しかしみんなのデータをよく調べてありますね。教育実習生なのに暇なのでしょうか。

四ノ宮は心臓に手を当てて、もろにエレンの物真似をしています。進撃の巨人と出版社が同じ講談社なのでこういうのもアリなんでしょうね。

 

 

万策尽きた四人に、一馬を何とかして欲しいと頼まれる六見先輩。

改めて芹沼にちょっかいをかけるのをやめてほしいと頼む。だが一馬は遊びじゃないとにべもなく断った。

隙をつかれて六見先輩は一馬にロッカーに閉じ込められてしまう。苦手な暗闇の中で六見は少年時代のことを思い出していた。

両親のクリスマスプレゼント。六見は兄に欲しかったプレゼントを譲ろうとする。弟の態度に腹を立てた一馬は弟を蔵に閉じ込めてしまった。

「あの時、兄さんはなんであんなに怒ったんだろう、、、」

五十嵐たちに救出され何とかロッカーを脱出する六見。しかし心の中では、兄の芹沼への想いの真意を測りかねていた。

クリスマスプレゼントに名古屋城のプラモデルを欲しがるとは、さすが歴代史学部の部長を務める兄弟。渋い趣味です。

 兄弟対決

「おはようございます。教育実習生の六見一馬です」

早朝からカズマの声が校内放送で響き渡った。全校生徒が聞いている中、弟にカードゲームでの決闘を申し込む。慌てて放送室に駆けつけた六見に一馬は言った。

「俺は、欲しいものは必ず何をしても手に入れる。今回に限りお前はそれが気に入らんらしい。ならチャンスをやるよ」

 

当然兄弟対決は生徒達の間で大きな話題になっていた。芹沼も種目のカードゲーム「城ガード」には思い入れがあるようで、六見の激励にやってくる。六見は自分のモヤモヤした感情と、 この勝負にかかっているものの大切さを口にする。

「戦わなきゃ。ホントに欲しいなら、誰を蹴落とそうとしてでもやらなきゃいけない時があります」

(アニメグッズの話ではあるが)芹沼の言葉に勇気づけられる六見。兄と戦い勝つことを決意する。

ヴァンガードじゃなくて城ガード?一馬が本気なのかふざけているのかイマイチ掴みかねます。

 激闘!城ガード

決闘場所の体育館にはすでにギャラリーが大勢集まっていた。そこに登場する六見兄弟。カズマは史学部から拝借してきた兜をかぶっていた。

「そうやって好き勝手するのも、これで終わりだよ。兄さん」

カードバトルが開始された。互いに譲らぬ五分の戦い。しかし六見先輩のストレートな攻めの裏をかく一馬。

「弱点が昔のままだよ」

カズマの作戦勝ちかと思われたが、そのさらに裏をかいた六見先輩。弟に似合わない手段を選ばない勝ち方に一馬は驚いていた。

「ごめん、今回だけはどうしても譲れなかった」

「そう言えばよかったんだよ、ずっとな」

勝負がついて謎の盛り上がりを見せる体育館内。その熱気が冷めやらぬ内に六見先輩が言った。

「芹沼さん、好きだよ」

 

カードバトルの内容はよくわかりませんが、一馬はなんでも譲ってしまう弟の性格を危ぶんで行動していたようです。要はハッパをかけていたということみたいですね。

さり気なく芹沼の史学部のヲタ仲間が登場。ほら貝を吹いているところを見ると歴史オタクなんでしょうか。

まとめ

兄弟喧嘩…というか対決の回でした。

実際には一馬が弟の背中を押していた、というのが真実のようです。そして、その勢いのまま六見先輩は芹沼に告白してしまいました。考えてみれば芹沼が痩せる前から普通に接していたのは六見先輩だけなんですよね。そう考えると先輩とくっつくのが一番自然な気がしないでもありません。

状況が変わって周りの男達はどうするのでしょう。次回も楽しみです。