ガーリッシュナンバー第11話「揺れる千歳と決意の悟浄」のあらすじと感想です。

ネタバレを含みますのでまだ見ていない方はご注意下さい。

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揺れる千歳と決意の悟浄

心折れる瞬間

悟浄は千歳のプレゼントを整理していた。中のプレゼントに紛れて悟浄あてのファンレターが紛れ込んでいる。声優時代のことを思い出しながら引き出しを開ける。そこには若き日の悟浄や京が社長と共に写っている写真が入っていた。

「心が折れるなんて案外一瞬で、諦める理由は人によってそれぞれだ」

部屋に引きこもった千歳に声をかけようとしたが、思いとどまりそのまま出勤する悟浄。

 

千歳は相変わらず引きこもったままですね。

悟浄の言う心の折れる理由の中で「新しい夢」というのは気になります。千歳のことを言ってるのでしょうか。夢を託すにはいささか頼りない印象ですが。

 

復活の九頭

「上司の言うことなんて適当に聞いたとけばいいんだよ。どうせ明日には違うこと言ってるんだから」

適当な受け答えを心配する十和田に対して九頭はいつもの調子で言った。しかし、話が石神井のことに及ぶと急にムキになる。

「この作品で俺はヤツを超える。ここで売れればある意味逆に俺の勝ち」

そう言って自分の考えた秘策を十和田に耳打ちした。

 立ち直りの早い九頭。適当に聞き流されている上司というのは自分のことだということに気づいていないのでしょうか。十和田の苦労が伺えます。

親友

クースレの収録現場で待機している千歳。時間ギリギリにやってくるほかの声優たちが忙しそうにしているのを見ると、自分だけが取り残されているのを肌で感じる。

七海の前向きな頑張りにブースにいづらくなった千歳は席を外す。ついてきた八重が必死に千歳を元気付けようとする。

「ナナちゃんはちーちゃんのファンだし、私もだし。だからそのちーちゃんはすごく頑張っていると思う」

その言葉を聞いても千歳は力なく笑うだけだった。

 

収録の様子を見守る悟浄・九頭・十和田たち。スタッフの間でも七海の評価は上々のようだ。それを耳にして自分の秘策にますます自信を持つ九頭。その秘策は新人の七海を使い、お渡し会やイベントなどの販促行動でプッシュしていくことだった。

 

七海の歓迎会も兼ねた食事会が催される事になったが、千歳は出席せずに帰宅してしまう。それを見た八重はたまらず悟浄に千歳がいかに頑張っているかを訴えかける。

「私の言葉ペラいから…。でも烏丸さんの言うことならちーちゃんも聞いてくれると思うんです」

よろしくお願いしますと頭を下げて部屋を去る八重。悩む悟浄のところに今度は京がやって来た。

「やっぱり兄妹て似るんやね。辞めるゆーたときとそっくりの顔している」

声優時代の同期である京が、昔を思い出しながら悟浄がやめたときのことを語る。それを聞いて悟浄の中で何かの決意が固まったようだった。

千歳の周りの仲間やスタッフは基本的にいい人しかいないんですよね。皆が千歳の心情に薄々気づいていますが、ここでは特に付き合いの長いユニットを組んだ2人が悟浄に訴えています。

千歳への期待感

クースレの食事会。

「あいつほんとわかりやすいのよね 。何かあったんだろうなってミエミエ」

話題はその場にいない千歳のことが中心になっていた。

「実力あっても思うようには行かへんからね。うちもそういう同期の子、何人も見てきたわ」

京の言葉に、千歳がやめてしまうのではないかと心配する七海。静まり返る一同。

何するかわからん、ムラがある、プロ意識が足りない…。千歳を心配する声が続く中で八重がおもむろに口を開いた。

「ちーちゃんはそういうんじゃなくて…ちょっと、バカなだけだから」

 

難波社長とともにバーで酒を飲む九頭と十和田。九頭はクースレのプロモーション活動を七海中心にする案を口にする。

「経験は積ませたいね。でも、舞台に立たせればいいってもんでもない」

おちゃらけた雰囲気は影を潜め難波社長が語る。

「声優ってね、人の芝居を背中越しに見るじゃない。誰かの背中を見ることも新人のうちは経験なんだよね」

そして誰かに背中を見られることも経験、そうやって大きく化ける子もいると話した。

「それも馬鹿な子ほどよく化ける。だから千歳くんには賭けたくなるよね」

 

いない席でも話題は千歳中心。バカ扱いされているとは言え、なんだかんだ好かれているのがよくわかります。

前回から別人になっている社長も千歳には期待しているようです。九頭Pの仕事ぶりは、復活してからもあまり変わってないように見えます。

 

お前はすごい

「確かにバカと言えばバカね。ノリと勢いで生きている動物みたいな存在よね」

食事会の帰りに公園に立ち寄ったクースレ声優メンバーの5人。千歳の性格にあれこれ言うみんなの意見を聞いて、七海はポジティブに言った。

「なるほど烏丸さんはムードメーカーということですね。つまり、烏丸さんはいい役者ということですね」

アニメを見た時にも、最初はぎこちないやり取りからストーリーが進むにつれてどんどん親密になっていくキャラクターの成長がはっきり分かる、と七海は力説する。

「それはスタート地点がド下手だっただけよ 」

そうは言ったものの、七海の言葉で千歳の存在感を再確認した一同。

「ま、ああいうヤツが1人くらいいてもいいかなって思う時もあるわ」

 

自宅にこもったままふさぎ込む千歳 。自分宛のプレゼントを持ってきてくれた悟浄に対して思わず本音を漏らす。

「いつまで応援してもらえるのかな…」

みんなすぐに忘れてしまう。もっと凄い人がたくさんいる。今は新人だから観てくれているけど新人じゃなくなったらどうなるのか。きっと誰も見てくれない…。

「まだ消えたくない。誰にも負けたくない。ちゃんとちやほやされたい。私が一番じゃなきゃ嫌だ。叩かれるのも干されるのも我慢できない。そんなの嫌だ」

吐き出すように言った千歳 に対して悟浄が返す。

「役者くらいだ。お前のゴミみたいな性格でできる仕事は」

アホでわがままで、凹みやすいのにすぐに調子こく。見えっ張りの大嘘つき。技術はつたなく考えも甘い。 意識も低くて半端な才能にあぐらかいている怠け者だ と散々な言われよう。

「それでも何もかもナメくさった勝ち気な根性だけは誰にも負けていない。それは俺には無かったものだ。千歳、お前はすごいよ 」

お前を応援したくなる人もいるんだ、と誕生日プレゼントを手渡す。

「もっと言って…」

「お前はすごい」

「 具体的に…」

そう言われて慌てる悟浄。しかし千歳の目に力が戻った。

「でもわかった。すごい私が売れないこの業界って、やっぱおかしいってこと」

呆れ顔の悟浄の前で千歳は続けた。

「だからね、売れるように頑張るの。私は私のために頑張りたい」

 

すっかりしおらしくなった千歳に、兄の愛の詰まった説得が届いたようです。

お前はすごいを連発するロッキーのセコンド方式。ちょっと甘やかし過ぎの気もしますが、自分には無かった才能や根拠のない自信過剰の持ち主である千歳をこれからも応援したいんでしょうね。

ところで、万葉は公園でも酒を手にしています。アル中じゃないですよね。

 

まとめ

千歳の復活回でした。

みんななんのかんの言っても、千歳のことが好きで期待もしているんですね。

社長には見限られたかと思いましたが、きっちり見守ってくれていたようです。ひょっとすると、悟浄を役者として育てられなかった思いを千歳に反映させているのかもしれません。

で、キーパーソンになりそうだった松岡マネージャーが、今週は影も形も姿を現しませんでした。なんだったんだ、アイツは…。

次回は最終回。

出掛けのニュースで天候の悪さが伝えられていましたが、これは遅刻フラグ?

次回も楽しみです。

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